アジングとは、サビキの代わりにワームをつけて釣る方法です。針とおもりとワームがあれば出来る釣り方です。
サビキ釣りと比較して、アジングは手軽にできて大型のアジを狙う事もできることが人気の理由となっています。
この記事では、アジング初心者向けに、アジがいるスポットや、道具の揃え方、釣り方、調理方法を紹介します。
目次
- アジングとは?
- アジはどこにいる?
- アジングタックルを揃えよう!(おすすめロッド・リール・ライン・ジグヘッド・ワームの紹介)
- タックルを揃えたら漁港へ行きましょう! (アジングの釣り方初心者編)
- あったら便利な道具
- アジが釣れたら調理して食べてみよう
1.アジングとは?
アジを釣る際にみなさんがイメージするのはサビキ釣りだと思います。
サビキ釣りも手軽に出来る釣りですが、サビキの代わりにワームをつけて釣る方法があります。これがアジングです。針とおもりとワームがあれば出来る釣り方です。
2.アジはどこにいる?
アジは夜行性です。昼より夜の方が活性が高く釣りやすいです。
今回は初心者向けということで、誰でも行きやすい場所尚且つ安全な場所を紹介します。
まず、アジングと言ったら漁港です。誰でも釣りに行けて安全な釣り場です。
漁港のなかでも常夜灯があるところを選びましょう。
あるいは波止場の先端部分、流れが複雑な場所はアジが潜んでいる可能性があります。
冬〜春にかけてはライズ(魚が跳ねる音)起きるので分かりやすいと思います。
常夜灯の光の明暗だったり船の下に潜んでいたりします。
このように漁港に行けばアジに出会える確率が増えます。
大きいアジを狙いたい人は、漁港の外側がいいでしょう。
当サイト内の「Tsure-View(釣レビュー)」でも、関東県内のアジが狙えるスポットを検索することができますので、
以下のリンクから検索してみてください。(特定の地域で検索することもできます。例えば「アジ 千葉」と検索することで、千葉県内のアジングスポットが検索できます)
https://www.tsure-life.com/fspots?orderby=newly&q=%E3%82%A2%E3%82%B8
3.アジングタックルを揃えよう!(おすすめロッド・リール・ライン・ジグヘッド・ワームの紹介)
釣具店で道具を揃えましょう。ロッドやリール・リーダー用の糸・ジグヘッド・ワーム基本的にはこれでアジング出来ます。
釣具屋に行くとアジング専門コーナーが設けてあるお店が多いです。ここへ行くだけでもワクワクします。
・ロッド アジングロッド6〜7.6ft
・リール 1000〜2000番のスピニングリール
・ライン PEライン0.1〜0.3号またはエステルライン0.3号
・リーダー フロロカーボン0.8〜1号
・ジグヘッド0.5〜1g
・アジングワーム
と専門的にいうとこんな感じのタックルになります。
分からない方は、釣具屋に行くとアジングセットが販売されているので初心者の方はそれで大丈夫です。
アジングセットはロッド、リールはもちろんラインからワーム・ジグヘッドやケースまでついていてお得です。
アジングのタックルは、他の釣りに比べて軽いタックルです。
おもりが1gと非常に軽いです。これを遠くへ飛ばそうと思うと難しく感じるかもしれません。コツは後述します。
4.タックルを揃えたら漁港へ行きましょう! (アジングの釣り方初心者編)
※注意点必ずライフジャケットを着用しましょう。足元は滑りにくい長靴又はマリンシューズを履きましょう。
昼の明るい時に練習をしよう
ジグヘッドを飛ばす練習をします。
まずアジングタックルが軽いのでワンハンドキャストでも行けます。
片手で投げる事で重要なことは、「おもりの重さを感じ」るという事です。
力任せではなく、しっかりロッドのしなりを使って投げます。
ロッドを振るときはグリップ部分を置くイメージで例えば剣道の竹刀を振るイメージでキャストしてみてください。
私自身はこれでできるようになりました。エギングと同じでキャストの時は50〜60cm糸を垂らした方が良く飛びます。
どうしても難しい人は、垂らした状態でひらがなの、「の」の字をイメージしてキャストしてみて下さい。案外上手く行きます。
着水と同時にカウントをとります。
海底まで沈むとラインが止まります。着底したらただ巻きをします。
4〜5回巻いたら5秒待つ、また、ただ巻いて、これの繰り返しでアジがいたら釣れます。
ワームの動きをイメージしましょう。巻く時の動き止めた時の動きこれをイメージするだけで釣果はグンと上がりますよ。
どうしてもわからないという人はワームが見える所で動かしてみてください。イメージがつかめると思います。
アジのあたりはグンと強いアタリとフアっとしたアタリとあります。違和感が有れば合わせてみましょう。
昼間の明るい時間帯でできるようになったらいざ夜の漁港へ行こう!
練習の成果を出そう!
漁港の常夜灯の真下に陣取って下さい。
周りでライズが起きてないか確認します。
ライズがあったらその方向へキャストします。まず、着底するまでカウントします。途中でアタリが有ればアワセてください。
着底したらただ巻きとストップを繰り返します。いたら、もうアタリがあるはずです。なかったらレンジ深さを調整してアジがいる所を探します。カウントで20で着底したら次は15アタリがなかったら10という感じでいいと思います。
これでも釣れないってときはジグの重さを軽くしましょう。
5.あったら便利な道具
上記で最低限アジングをする際に必要なタックルを紹介しましたが、ここではさらにあったら便利な道具を紹介します。
必ず必要なわけではないので、作業を効率化したい場合に少しずつ揃えるようにしてみてください。
フィッシュグリップ(魚をつかむ)
バケツ(魚を活かす)
ヘッドライト
ライディングネット
クーラーボックス
6.アジが釣れたら調理して食べてみよう
アジの南蛮漬け(3人分)
<材料>
・釣ったアジ3~4匹
・水 150cc
・酢 75cc
・砂糖 大さじ4
・醤油 大さじ2
・片栗粉 適量
<作り方 >
①アジのうろこと内臓をとりきれいに洗います。
②水気をとり片栗粉をまぶします。
③低めの温度でじっくり揚げます。
④水・酢・砂糖・醤油を混ぜてアジをつけて冷蔵庫でよく冷やして食べます。
つまみでもおかずでもおいしいですよ。
アジの蒲焼(2人分)
<材料 >
・釣ったアジ5~7匹
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
<作り方>
①アジを三枚おろしして小骨を取ります。
②フライパンで両面焼きます。
③醤油・みりん・酒・砂糖を混ぜてタレを作ります。
④フライパンで焼いたアジにタレをかけて、水分を飛ばしながら絡めます。
これは、子ども大好きな逸品だと思います。
一緒に子どもと釣りに行って作ってもいい思い出になりそうです。
以上、アジング初心者向けの釣り方になります。楽しい釣りライフをお過ごしください。